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劇場版ラブライブとμ’sメンバーのその後

by Takafumi Yoshida

これはラブライブ!アドベントカレンダー2016、20日目のエントリです。

さて、今日のエントリでは、今更ながら劇場版ラブライブ!The School Idol Movie(以下、劇場版)の考察をしつつ、ラブライブ!とは何だったのか?そしてμ’sとはなんだったのか?を私なりに解釈してみたいと思います。

劇場版におけるキーワード

劇場版を観たかたは、きっと既にお気づきだとは思いますが、劇中で何度も繰り返される言葉、ありますよね?それは「翔べる」という言葉です。

物語の冒頭にも出てきますし、その後、物語が進行するなかで、何度もこの言葉が繰り返されます。
この翔べるというキーワードの意味ってなんだったのでしょう?自分が思うに、それは
「μ’sという素晴らしい時間を過ごしたメンバーたちがμ’sとしての活動を終えて、次に向かえるのかどうか?」
という9人がもつ共通の不安感を後押しする意味を持つ言葉だったのではないかと思います。

「翔べる」が指し示したもの

そして更に思ったことが、これはμ’sのメンバー9人だけではなく、それを演じる演者9人に対するメッセージではないのか?自分は、そんなふうにも思いました。劇中で高山みな、もとい、謎のシンガーはこうも言っています。

今まで自分たちがなぜ歌ってきたのか、どうありたくて何が好きだったのか、それを考えたら、答えはとても簡単だったよ
ラブライブ!The School Idol Movie

彼女のこの言葉は、もちろん劇中の穂乃果たちに向けたメッセージでもあるのすが、それと同時に演者たち9人に対するメッセージでもあったんじゃないか?という気がしています。

μ’sとしての物語はこれでおしまい。
だけど、あなたたちにはまだ、これから先に歩む道がある。
そして今までと同じように、きっと翔べる。

そんな想いが、この言葉に現れているような気がします。

翔べる、その先へ

ラブライブ!というのは、ちょっと他とは違った作品です。
普通、声優さんが一つのキャラに関わるのは、ほとんど1クール、つまり3ヶ月前後、長いものでは1年くらいにしかならないわけです。(多少の例外はあるのでしょうけど)
しかしラブライブ!に限って言えば、μ’sの演者たちは6年ものあいだ、一つのキャラに向き合い、それを演じていたわけです。しかもアニメだけではなく、自分が演じるキャラになりきって、実際にライブを行う。そこには通常以上に、キャラとの一体化、あるいはペルソナのようなものを自分に宿らせるような、そんなものがあったように思います。
実際μ’sのファイナルライブにおいても、なんじょるのこと南條愛乃さんがこう言っています。

最初の出会いは、確かに1枚の紙の上に描かれていたイラストだったかもしれないけど、6年間の間みなさんが一生懸命応援して、大好きでいてくれた結果、私達の出会った9人の女の子は、同じ時間を生きる女の子として、命をもらえたと思っています。
μ’s Final Love Live ~μ’sic Forever~ Day2

この6年という歳月で、演者たち9人も大きく成長しソロ活動などを通じて、それぞれを道を「翔ぼう」としています。μ’sを知っているからこそ、私たちはそれを嬉しい気持ちで見ることができると思います。

そしてその輝きを追うAqoursの新しい物語を、自分は心から応援したいとおもっています。